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関空、揚州市への視察旅行実施−中国路線活用プロモーション

  • 2008年4月25日
 関西国際空港は4月25日から28日の日程で、関空発の中国路線を活用した商品造成促進事業の第1弾として、揚州への視察旅行を実施する。エイチ・アイ・エスやジャルパック、プレイガイドなど13社の企画担当者が参加し、西湖や鑑真和上にゆかりのある大明寺、遊覧船による夜景鑑賞などを巡る。揚州市には、西湖や江南様式の庭園や痩西湖などの見所がある。揚州は上海や杭州からバスで5時間ほどの距離にあることから、これらの都市と合わせたツアー造成を促進し、送客をめざしていく。

 揚州には昨年8月の国土交通大臣の冬柴鐵三氏が訪問、今年1月には奈良県知事の荒井正吾氏が訪問し、両都市間の観光交流に向けた意見交換を実施した。その際、揚州は平城京の発展に貢献した鑑真和上の故郷であり、空海や遣唐使が立ち寄った場所としても日本との文化的つながりが強い都市であるが、現在販売される旅行商品が少ないことに言及。今後の関空と揚州の観光交流拡大をはかる一環として今回の視察旅行を計画したという。