ハウステンボス、07年度の入場者数は2.3%増、宿泊者数と海外客が好調

  • 2008年4月25日
 ハウステンボスの2007年度の入場者数は前年比2.3%増の219万人で、2年連続の増加となった。2006年度に開始した中期経営計画での目標は 240万人であったが、原油価格の高騰、繁忙期の天候不良、景況感の悪化の影響で下期が減速し、達成には至らなかった。一方で、チューリップやバラなどの花の展開、飲食施設の新規開業、ショッピングゾーンのリニューアルなど滞在基盤の強化が奏功し、場内のホテル宿泊者数は13.2%増の43万人となった。また、外国人の入場者は、訪日教育旅行を中心に韓国、香港、中国からの訪問が大幅に増加、全体では15.8%増の44万人で、4年連続の増加となった。

 ハウステンボスでは、宿泊者数の増加による客単価の上昇、好調な海外からの入場者数を受け、今年度は予定通り、中期経営計画の最終目標である営業利益の黒字化をめざす。