ワタベ、宮古島にチャペルオープン−高級リゾートウェディングに着目

  • 2008年4月23日
 ワタベウェディングの子会社である沖縄ワタベウェディングは、ユニマットリバティーとユニマットリバティの「南西楽園・宮古島リゾート・シギラベイサイドスイート・アラマンダ」内に「アラマンダ・チャペル」を10月にオープンし、婚礼事業全般で提携する。これにより沖縄ワタベウェディングが運営するリゾート向け施設は5ヶ所となる。ワタベでは5月1日から、ウェディングプランの販売を開始。チャペル使用料、牧師へのお礼などを組み込んだ基本プランは22万8000円からの設定だ。そのほか、宿泊、挙式、レセプションをセットにしたプランを設定し、高級リゾートウェディング市場の拡大をはかる。

 沖縄県観光振興課によると、昨年、沖縄リゾートウェディングでの挙式数は前年比20.4%増の7285組で、2011年には1万組にのぼると見込んでいる。ワタベウェディングでは、沖縄は海外よりもアクセス利便が良く、来賓客や両親にも言語の面で都合が良い。新婦が妊娠している場合でも、病院や保険の面で安心できることが、需要拡大の要因とみている。