成田空港、4月にインライン・スクリーニング開始−カウンターの改修も進む

  • 2008年3月24日
 成田国際空港は4月22日から、第2ターミナルでインライン・スクリーニング・システムの稼動を開始する。荷物搬送ルートに爆発物検査装置を設置し、自動的にセキュリティ検査を実施するため、チェックインカウンター前での荷物のX線検査が不要になる。セキュリティフェンスも必要なくなり、広さを確保でき、ゆとりあるロビー空間を演出できる。第1ターミナル南ウィングでは2006年6月に導入しており、同北ウィングは2008年夏の稼動を予定している。

 また、第1、第2の両ターミナルで進めているチェックインカウンターの改修工事も最終段階となる。第1ターミナル北ウィングは4月22日、改修工事が完了し、全面的に供用開始となる。これにより、Bカウンターを新たに自動チェックインカウンターに変更した。また、第2ターミナルでは4月2日、出発ロビー北のB、C、D、およびロビー南のO、P、Qのカウンターをオープンする。また、工事は第3段階に移行し、7月初旬までA、G、R、S、Yのカウンターを閉鎖する。