アマデウス、2007年のホテル予約件数は7.5%増−参画ホテルは30%増

  • 2008年3月10日
 アマデウスによると、2007年のホテル予約件数が前年比7.5%増となったという。全ホテル予約のうち、約半分は海外予約で、世界的に各ホテルが海外からの宿泊者数を伸ばしている傾向を裏付けている。特に、イギリスのデロイト・トウシュの実施した調査では、世界のホテル稼働率が上昇、さらに1室あたりの平均売上(revPAR)も10%増を上回っており、ホテルの収益管理体制が進んでいる。アマデウスでも1000件を超えるホテルに対し、顧客情報や予約情報を管理できる「アマデウス・プロパティ・マネジメント・システム」を提供しており、前年から33.4%増となったという。

 また、旅行会社が利用するGDSへのホテル登録件数は過去2年間で約30%増の7万7000軒を超えているという。また、アマデウスを利用したホテルの平均宿泊日数は2泊を超えたという。現在、アマデウスではGDSで115のホテル・チェーンがベストレートを提供しており、今後もホテル、旅行会社に対する幅広いニーズに応えていくという。


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