HKTB、香港に新たな大型エコツーリズム施設がオープン

  • 2006年5月19日
 香港政府観光局(HKTB)によると、香港の新たな大型観光施設となる「香港ウェットランド・パーク」が5月20日にオープンしたという。この「香港ウェットランド・パーク」は、東アジア地域での自然保護や湿地温存価値の認知や理解促進、また湿地保護に対する公共の援助や活動を目的として建設される香港最初の本格的な大型自然観察施設。

 中国7大重要湿地帯の1つに数えられる「マイポー自然保護地区」に隣接して造られ、総面積約60ヘクタール(東京ドーム約14個分)の敷地内には、3つの大型展示ギャラリーを備えた1万平方メートルのビジターセンターや貴重な野鳥などの野生動物が暮らす約60ヘクタールの野外公園がある。
 またパークの建築部門は、香港建築家教会より「メダル・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、周囲の自然環境との調和や野生動物の生息に配慮された同パークのデザイン性も高く評価されている。

 同パークは、充実した展示施設やツアー内容によって、家族旅行や修学旅行でも楽しめる大型施設、また香港を印象付ける重要な施設となることを期待、初年度には50万人以上の来訪者を見込んでいる。概要と公式HPは下記を参照のこと。

▽香港ウェットランド・パーク概要
開園時間:10:00〜17:00
定休日:祝祭日を除く火曜日
入場料:大人30香港ドル、子供・学生・シニア15香港ドル
団体および家族での訪問は割引料金適用、団体用のチケットはオンライン予約可能

▽「香港ウェットランド・パーク」公式HP
http://www.wetlandpark.com