KNTO康支社長、今年の日韓相互訪問者450万人を目標、地方への誘致目指す

  • 2006年3月9日
 韓国観光公社(KNTO)東京支社長の康重石氏は3月8日、東京で開催した安東市観光説明会の席上、2006年の日韓往来の目標を450万人とし、日本から250万人、韓国から200万人の交流を目指す考えを示した。昨年の日本人訪問者数は前年比0.1%減の243万9809人。現在、具体的なプロモーション活動に関して、両国政府間で話し合いを進めているという。康氏は、「目標達成には地方の観光活性化が必要」と地方市場の重要性を改めて指摘。KNTOは2006年に入り既に済州道、光州、今回の安東市の現地代表団が来日しセミナーなどを開催、積極的に地方への誘致を働きかけている。

 また、今回来日した安東市副市長のペ・ジェ・ホン氏は特に、9月29日から10月8日まで開催される「安東国際タルチュム(仮面舞)フェスティバル」を紹介。韓国伝統文化財チーム、13チームに加え、日本をはじめ、アメリカ、中国など毎年10ヶ国から130チームが参加する大規模なお祭り。期間中は世界25ヶ国から2万5000名ほどがフェスティバルに訪れる見込みだ。