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ニューカレ、親善大使に藤原竜也さんを任命、06年は3万5000人を目標

  • 2006年3月7日
 ニューカレドニア観光局はこのほど、俳優の藤原竜也さんを観光親善大使に任命し、任命式を開催した。ニューカレドニア観光局は、ハネムーナーを中心に、全てのマーケットに向けたプロモーション活動を展開しているが、今年は特に30代の女性と母娘のマーケットに力を入れる考え。ニューカレドニア観光局日本支局長の白石博英氏は、藤原さんを任命した理由に関して、「30代から60代までの女性から指示を受ける。また、ニューカレドニアの上質の自然を伝えるためには、藤原さんの感じた心をアーティストの立場で表現してもらうことが最適と判断した」とコメント。藤原さんは今後、「フォトdeヴァカンス」と題したフォトコンテストの応募者とのレセプションに出席するほか、藤原さんのファンクラブの旅行でニューカレドニアを訪れる予定だ。ニューカレドニア観光局では、プロモーションによる観光促進を図り、2006年の日本人訪問者数は前年比1割増の3万5000人を目標に設定する。

 エア・カレドニア・インターナショナル(SB)マーケティング部長のミッシェル・レジ氏は、外国人訪問者数の30%が日本人で、外国人渡航者数で第1位を占めることから、「日本人の誘致に一番重きを置いている」ことを強調。親善大使の任命で日本人のさらなる需要喚起に期待感を示した。

 また、親善大使に任命された藤原さんは、「自然の偉大さと人間の愚かさ、自分の小ささを知った」とニューカレドニアを訪れた時の印象を語り、「1人で訪れても楽しめる。雑音が気にならず、好きなときに好きなことができる。いい意味でリセットできる場所」と表現。プロモーションを通して、体感したニューカレドニアの魅力を伝えていく意向だ。