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ウィーン市、モダンで歴史ある都市をアピール、日本人の2ケタ増目指す

  • 2006年3月7日
 オーストリアのウィーン市観光局広報のイネサ・グリーサー氏が来日、今後のプロモーションについて紹介した。グリーサー氏は「ウィーンは古き歴史ある街。これに加え、あまり注目されてこなかった現代的な側面も日本マーケットに打ち出していきたい」と語り、今後は歴史ある街のイメージに加えモダンな都市の魅力をアピールしていく。
 ウィーンへの2005年日本人訪問者数は04年比15.8%増の16万334人、ベッドナイト数は04年比12.1%増の36万7307泊と好調に推移している。グリーサー氏は「来年もこの調子で2ケタ増を期待したい」と語り、ウィーンの新たな魅力を打ち出して渡航者数の増加へと繋げたい考えだ。
 また、グリーサー氏は、オーストリア航空(OS)の関西/ウィーン線の運休が夏期も継続されることに関して、「非常に残念に思う。運航開始されるように引き続き働きかけていきたい」とコメント。日本が重要なマーケットの一つであることを強調し、関西/ウィーン線の復旧に期待を示した。

 ウィーンは今年、モーツァルト生誕250周年の記念イベントで盛り上がりを見せるほか、精神分析理論を確立したジークムント・フロイトの生誕150周年記念イベントやユーゲント・シュティール展の開催など、様々なイベントを展開している。