米・モンタナ、1年中魅力ある自然の豊かさ紹介、高品質の商品造成促す

  • 2006年2月24日
 アメリカ・モンタナ州政府駐日代表事務所はこのほど、東京で旅行会社を対象としたセミナーを開催、モンタナ州のイエローストーンやグレーシャー国立公園をはじめとする大自然を満喫する観光、テクニカルビジット、エコツアー、ウエスタン文化のカルチャー体験ができる同州の魅力を紹介した。モンタナ州政府駐日代表事務所によると、日本人訪問者数はこのところ、2万人ほど。セミナーでモンタナの魅力を紹介した現地ツアーを催行するイエローストーングレーイシャーアドベンチャー社社長のスティーブ・ブラウン氏は、「アメリカ国内外から約1000万人の観光客が訪れ、年々増加している」と語り、自然と安全なデスティネーションをアピール。ただし「日本の旅行会社では、ツアーの造成は多くない」と語り、「モンタナでは高品質のツアーを作り、収益性の高いツアーが作ることができる」と造成を促した。

 モンタナは年間を通して楽しめるデスティネーション。夏はホテル客室の確保が難しいが、春や秋はホテル、航空料金ともに抑えられており、アクティビティやイベントも豊富だ。また、年中、ネイティブ・アメリカンのお祭りやロディオ大会などの特徴あるイベントを通して、地域の人々との交流の場がある。さらに、子供からシニアまで自然を通じて楽しむことが出来る素材も多く、例えば「波のない川を下りながら、目の前に広がる雄大な景色を眺め、自然の雄大さを存分に堪能できる」などと紹介した。
 日本からモンタナへは、シアトルを経由しボーズメンに入る経路のほか、最近はミネアポリスを経由し、ボーズメンへ訪れる日本人も増えている。また、ラスベガスやロサンゼルスとあわせ、モンタナを訪れるパターンもあるなど、利便性の良さを強調した。

 モンタナ州政府駐日代表事務所は今回、東京をはじめ、大阪、名古屋、福岡、札幌の全国5都市でセミナーを開催している。