一休、取扱額の順調な増加から増収・増益、今期は初の配当へ

  • 2006年2月6日
 一休.comを運営する一休の平成18年3月期第3四半期(平成17年4月1日〜平成17 年12月31日)業績は、取扱高55%増の190億円、営業利益65%増の8億9200万円、経常利益64%増の8億8400万円、純利益62%増の5億2100万円となった。10月から12月の取扱高についても43%増の66億円と順調に取扱額を伸ばしている。平均単価は2万2295円と2万2000円台を維持。取扱宿泊施設数はホテル534軒、旅館264軒の合計795軒。先ごろ、ソネット・エムスリーとの提携を発表し、引き続き高所得層の取り込みを精力的に続けているところだ。

 なお、一休は平成18年3月期は当期純利益の20%を目途として、初の配当を実施する予定。配当の金額は公表していないが、平成18年3月期は60.0%増の6億9300万円の純利益を予想。発行済株式数10万440株であることから、1株あたり約1380円程度の配当となる見込みだ。