ニューカレドニア観光局は来年4月1日から6月30日まで、「ニューカレドニア・ジューン・ブライド・キャンペーン」を展開する。これはキャンペーン期間中、旅行会社の上期商品を利用するハネムーナーを対象に、シャンペンハーフボトルをプレゼントするもの。旅行会社のキャンペーン参加条件は、ハネムーナー商品のパンフレットにキャンペーンの告知、プレゼントのシャンペンの写真を掲載すること。ニューカレドニア観光局はキャンペーンを通し、閑散期となる4月から6月の需要喚起を図る。

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　ニューカレドニアの2004年日本人訪問者数は、前年比2.6％増の2万9229人。今年は現在までのところ前年比8％増を記録し、年末も好調な予約があることから10％増を見込む。また、エア・カレドニア・インターナショナル（SB）では日本人旅客が約6％増となったという。

　こうした着実に訪問者数を伸ばしている理由はハネムーンに限らず、顧客層を広げる取り組みを進めていることが起因する。観光素材として、スキューバダイビングやホエールウォッチングをはじめ、大自然の魅力を気軽に体感できるトレッキングもパンフレット作成などを通し、認知を図っている。
　観光局、SBが進める顧客層の拡大で、旅慣れたシニア層は、安全・安心、衛生面や食事の質も高いことなどを理由に、着々と訪問者数として増加しており、実を結びつつある。そのほか、大自然の魅力を目的に昨年は修学旅行の誘致にも成功。SB、観光局は継続して設定する日本人訪問者数5万人の目標に向け、ハネムーナーの需要拡大をメインに、積極的な取り組みを進める。

　ニューカレドニア観光局、SBはこのほど、東京、大阪でワークショップを開催。現地観光局をはじめ、ツアーオペレーター、ブライダル会社、ホテルなどが出展。旅行会社に向けて、最新情報を提供した。