オーストラリア政府観光局（TA）は今月から、「ブランド・オーストラリア」キャンペーンを展開する。これは、今年4月に発表したマーケティング戦略の継続的な取り組みの一環。今回は、新たに雑誌広告を実施、見開き2ページの記事広告を3種類制作した。内容は、2006年日豪交流年の観光大使である有森裕子さん、姿月あさとさん、毛利衛さんの3名それぞれが自身の体験から感じたオーストラリアの自然や国民性の魅力を語ったもの。この広告は、今年12月から主要女性誌やライフスタイル誌合計16誌にシリーズで掲載する予定だ。
　また、北海道と九州の2地域では11月30日まで、テレビCM「オーストラリアを歌う」を放映。オーストラリア航空（AO）が11月から、札幌／ケアンズ線を運航再開することもあり、需要喚起を図る。北海道でのテレビCM放映はこれが初めてだ。