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HKTB、2006年度を香港旅行年と設定、今年度は前年比14%増を目指す

  • 2005年4月12日
 香港政府観光局(HKTB)日本・韓国地区局長の加納國雄氏は「2006年度は『2006香港旅行年』と銘打ち、キャンペーンを展開する」ことを明らかにした。これは、今年9月12日に香港ディズニーランドを皮切りに、香港ウェットランドパークやランタオ島ケーブルカーなどの開業が相次ぎ、デスティネーションの魅力が増すことから、いっそうの旅行を促す狙い。加納氏は「国際市場において、常に新鮮な、色あせないデスティネーションを目指す」と語り、2006年に向けた強い意欲を示した。HKTBは今年度、昨年から展開する「ハマル、ミリョク、香港。」キャンペーン内容を拡充。そのほか、キャセイパシフィック航空(CX)と「香港逃避行。」キャンペーン、全日空(NH)機内でのクーポンブック配布、日本航空(JL)とお勧めコースなどを綴った「香港クーポンガイド」作成、香港ドラゴン航空(KA)とのクーポンマップ作成など、航空会社とのコラボレーションしてキャンペーンを展開する。加納氏は、「2005年1月から3月の日本人訪問者数が前年比45%増と徐々に回復基調」にあることから、「2005年度の目標は前年比14%増」の128万3925人を目標として掲げる。なお、中国本土を中心に起こっている反日デモについて、HKTB本部から「安心して送客していただける状況」と報告を受けているという。
 また、HKTBに最も貢献した旅行会社を表彰する「トラベルマン・オブ・ザ・イヤー2004」には、ワールド航空サービス、日新航空サービスが選出された。