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香港、昨年の日本人訪問者数は30%増112万人超、今年は02年超か

  • 2005年1月28日
 香港政府観光局(HKTB)によると、12月の日本人訪問者数は31.8%増の12万3632人であった。年間は29.9%増の112万6250人で、SARSからの回復に費やした一年が概ね軌道に乗ったと言える。1月など出足は鈍かったものの、HKTBの旅行会社等を対象とするFAMツアーの実施や新プロモーション「香港新発見」で夏に向けて勢いがつき、さらに12月に今年のピークを迎えた。
 HKTB日本・韓国地区局長の加納國雄氏は「2003年のSARS以降なだらかな回復を示し、2004年は100万人を超えた」と一定の評価をする。今年については、「日本と香港の交流活発化を目的に『香港/日本交流年2005』を開催する予定。1月の日本からの渡航者数も引き続きプラス成長をしている」と追い風が吹いていることを強調。春には芸術祭、ラグビー、競馬、秋のディズニーランド開園などイベントが目白押しであることから「2002年度の訪問者数は2005年内に越える見込み」と順調な集客が進む見通しを示している。
 なお、2004年の日本人訪問者の推移は下記の通り。

▽2004年の日本人香港訪問者数の推移
【1月 6万8062人(44.7%減)/2月 6万9725人(29.9%減)/3月 8万2260人(20.1%減)/4月 8万2091人(428.1%増)/5月 8万6365人(691.0%増)/6月 8万8358人(319.0%増)/7月 9万8811人(66.2%増)/8月 10万3276人(32.6%増)/9月 11万5749人(21.9%増)/10月 9万8557人(20.3%増)/11月 10万9364人(26.9%増)/12月 12万3632人(31.8%増)/年計 112万6250人(29.9%増)】