スカンジナビア、アンデルセン街道をプロモへ、著名人を親善大使に任命

  • 2005年11月21日
 スカンジナビア政府観光局はこのほど、ワークショップを東京で開催、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン3ヶ国を中心に28団体が参加し、今後のイベントやデスティネーション情報を提供した。来年はアンデルセン生誕200周年を迎える。これを記念し、来年4月2日から12月6日まで、デンマークを中心に世界でアンデルセンの生誕を祝う様々なイベントを実施する。特にハイライトととして、ハイウェイE20沿いを「アンデルセン街道」と銘打ち、アンデルセンが旅した足跡などを辿る旅を提案する。旅行会社にはアンデルセン街道を利用したアンデルセン童話を巡る旅、アンデルセンの生まれ故郷、オーデンセやフュン島への旅などのプランも紹介する。
 このアンデルセン生誕200周年の一連のプロジェクト紹介に伴い、このほどデンマークのフレデリック皇太子殿下が来日。世界各地で「ハンス・クリスチャン・アンデルセン親善大使」を任命しており、日本でも今回、デザイナーの芦田淳さん、元テニスプレイヤーの松岡修三など9名を親善大使に選出した。この9名は今後、アンデルセンにまつわる祭典、および日本で実施する関連イベントのプロモーションに携わる予定だ。