グアム、10月の日本人訪問者数は前年比7%増、中部、四国が好調

  • 2004年11月15日
 グアム政府観光局(GVB)によると、10月の日本人訪問者数は前年比7%増、02年比5.9%増の7万161人であった。1月から10月までの累計は前年比47%増、02年比8.2%増の75万3474人となった(暫定値)。
 発着別では中部、中国、沖縄が約20%の増加を記録。これについてGVBは、中部、四国においてセールスプロモーションが奏功したと分析。特徴として、20名から30名規模の団体旅行が増加しており、特に名古屋地域はウェディング目的の訪問者が増加しているという。
 GVBは年内に東京、大阪、名古屋で旅行会社対象のセミナーを実施する予定。セミナーの目的は来年3月まで実施しているグループ旅行サポートキャンペーンの促進で、現地のホテル状況など最新情報を提供し、間際の予約取り込みを狙う。また、来年の中部国際空港の開港にあわせ、中部地域において消費者対象のキャンペーンを展開する。これにより、4月から5月のウェディング需要、団体旅行の喚起を目指す。キャンペーンは、現地からチャモロダンスのダンサーを招聘し、名古屋の大型デパートなどでイベントを開催する計画だ。
 なお、発地別の人数は下記の通り。

▽発地別日本人訪問者数〔発地/人数(前年比)〕
北海道/1482人(0%)      |中国/2075人(24%増)
東北/2076人(17%減)      |四国/1054人(16%増)
関東/3万6441人(5%減)     |九州/2610人(14%増)
中部/1万1672人(16%増)    |沖縄/277人(21%増)
近畿/1万2171人(6%減)     |その他/303人(13%増)
合計/7万161人(13%増)