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オアフ、初のウェディング・セミナー開催、自然を満喫する挙式をアピール

  • 2004年10月2日
 オアフ観光局はこのほど、初めてウェディングをテーマとして限定するセミナーを開催、オアフ島でのウェディング情報を提供した。オアフ観光局マーケティング営業部長のミツエ・ヴァーレイ氏は、オアフ島へのリピーターが54%、ハイシーズンでは60%に及ぶ状況を考慮し、「オアフでウェディングを考えるリピーターのカップルは、オアフの自然や雰囲気を堪能しながら進める挙式スタイルに注目している」と指摘。また、挙式の同行者については、「8人から10人が多く、30人から50人で日本から訪れるグループもあった」ことから、トレッキングやネイチャーツアーなどのプログラムの豊富さも強調。出席者全員が楽しめる環境にあるオアフでの挙式の魅力を述べた。
 また、セミナーに協力した海外ウェディング専門誌「ブライズ」編集長の家倉呉実氏は読者からの最も反響が多かった人気企画を紹介。「密着ドキュメントによる打ち合わせからの挙式まで一連の流れを紹介し、各種プラン、および料金を説明したものが好評であった」という。ウェディング全体の市場動向としては「こだわりを持つウェディングへと関心が高まっている」と強調。また、カップルで悩んだ末に、国内挙式の結論を出すことについては、「親戚や両親が出席できない。大勢に祝ってもらいたい。テーブルアレンジなどは国内の方が凝っていると考えるケースが多い」と心情を解説し、「挙式は海外で行い、披露宴などのパーティは国内でもでき、テーブルアレンジも海外ならではのバラエティ豊なものがある」とアピールポイントを指摘した。