ドイツ観光局、教育旅行に見本市の訪問を提案、メッセ・ワークショップで

  • 2004年6月16日
 ドイツ観光局は今年で7回目となる「ドイツ・メッセ・ワークショップ2004」を開催、同時に見本市入門セミナーで教育旅行を組み込むことを提案した。トリマーの見本市で日本から専門学校が訪問している例を紹介し、今後の旅行会社の提案次第で様々な需要の開拓に繋がるとして各種の素材を紹介した。また、見本市の時期には開催都市の宿泊施設を確保が難しいことも踏まえ、近郊都市の滞在を推薦。ドイツ国内の移動には新幹線、高速道路などインフラが整備されていることから、旅行全体に占める交通費の割合を低く抑えながら、見本市の訪問、および近隣の街へ日帰り旅行、観光などができるとして、数種類のモデル・プランを紹介した。また、見本市の開催回数が多く、日本人訪問者も多いミュンヘン、ベルリンはコンサートホールやオペラ座の観賞など、教育的要素を含む素材を旅程に盛り込むなど選択肢を豊富にもつ。
 なお、在日ドイツ商工会議所今年1月、ホームページでの情報公開を開始した。ドイツの専門見本市に関する情報は下記ホームページを参照のこと。