ウズベキスタン観光セミナー、歴史を感じる街をアピール

  • 2005年11月21日
 シルクロード観光協会は東京でウズベキスタン観光・代理店セミナーを開催した。昨年4月からウズベキスタン航空(HY)が大阪からの定期便を就航し、今年下期スケジュールからは成田も発着地に加わったため日本人訪問者数は増加傾向にあるという。セミナーでは駐日ウズベキスタン共和国大使館一等書記官バフティヤール・グリヤモフ氏が「ウズベキスタン政府も観光産業の促進や旅行者の快適な滞在のために力を入れている。百聞は一見にしかずということわざ通り、是非一度ウズベキスタンに来て欲しい」と述べた。
 セミナーではシルクロード時代に栄えたタシケント、ヒヴァ、ブハラなどを訪れるコースを紹介。都市そのものが世界遺産に指定されているサマルカンドは、多くのイスラム建築の遺産が残されている。ホテルや治安は問題なく、食事も日本人好みであるという。ただし、各都市間の移動は長距離となることから特に年配者への配慮がこれからの課題としている。
 また、HYは来年夏季(2003年3月31日から10月24日)のスケジュールを発表、通常は週2便、2002年5月16日から10月24日は週3便体制で運航する。また、ウズベキスタンへのビザの申請は大使館に申請し、取得までは約3週間かかるが、HY利用者に限りHYが手続きを代行し、出発日の約1週間前でも間に合うと利便性をアピールした。