藤田観光、株主優待を刷新 長期・大口保有に無料宿泊券、公式サイト全プランで利用可能に
藤田観光は10月1日から株主優待制度を変更し、長期保有株主と大口保有株主を対象とした無料宿泊券を新設する。あわせて、従来の基本料金からの割合割引を、公式サイトなどでの販売料金から差し引く金額割引方式に改め、優待券を電子チケット化する。
新制度では、毎年12月末時点で3年以上継続して株式を保有する株主に、保有株式数に応じて無料宿泊券を付与する。1500株以上を3年以上保有する株主にはWHGホテルズで利用できる無料宿泊券Bを1枚、2500株以上では同社グループの対象施設で利用できる無料宿泊券Aを1枚贈呈する。5000株以上を保有する株主には保有期間にかかわらず無料宿泊券Aを1枚とし、3年以上の長期保有条件も満たす場合は年間2枚となる。無料宿泊券は1枚につき1泊1室2名まで、原則として素泊まりで利用できる。
対象施設にはホテル椿山荘東京や箱根小涌園 天悠などが含まれる。また今回の変更で、ホテルタビノス浜松町、同浅草、同京都の3施設を株主優待の対象に追加する。
通常の株主優待券については、これまで宿泊の場合は基本料金から50%割引する方式だったが、新制度では保有株式数に応じて1000円から3万円の金額割引券を付与する方式に変更する。宿泊では、公式サイトで販売するプランの販売価格から割引でき、事前決済のみのプランを除く全プランを対象とする。一方、他社予約サイトや旅行会社を経由した予約には利用できない。
優待券は電子チケット化し、株主専用ページから利用額などを指定してQRコードを発行する仕組みとする。金額割引券は付与された総額の範囲内で1円単位で利用できるほか、家族や友人への譲渡も可能。スマートフォンを持たない株主などについては、従来通り書面を使った手続きにも対応する。
同社は制度変更について、長期保有する株主との関係を深めるとともに、株主自身がグループのサービスを体験する機会を増やすことが目的としている。
