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大韓航空とアシアナ航空、2026年12月に統合へ 理事会で合併承認

  • 2026年5月17日

 大韓航空とアシアナ航空は、2026年5月13日に開催した各社理事会で合併を正式承認し、12月17日に「統合大韓航空」として発足することを決定した。両社は安全運航体制やサービス品質の強化を進めながら、グローバル市場での競争力向上を図る。

 大韓航空とアシアナ航空は5月14日に合併契約を締結し、今後は韓国国土交通部への合併認可申請や航空安全運営基準変更認可申請を進める。その後、各国航空当局で必要な手続きを実施する予定。今回の統合により、大韓航空はアシアナ航空の資産、負債、権利義務、従業員を引き継ぐ。合併比率は大韓航空1に対しアシアナ航空0.2736432で算定されており、大韓航空の資本金は約1017億ウォン増加する見込みだ。

 統合後を見据え、両社は安全運航と顧客サービス向上に向けた準備を進めてきた。オペレーション&カスタマーセンターや客室訓練センターのリノベーションに加え、パイロット訓練プログラムも統一。エンジン整備工場や整備格納庫など航空機整備施設の拡張も進めている。

 サービス面では、重複路線の運航時間帯の多様化や新規路線開設、ラウンジ刷新、機内食改良、空港ターミナル移転などを実施しており、統合による利便性向上を打ち出す。マイレージ統合については現在、関係当局と協議中としている。

 両社統合により、韓国航空産業全体の競争力維持に加え、仁川国際空港のハブ機能強化やグローバルネットワーク拡大への期待も高まっている。なお、韓進グループによるアシアナ航空買収決議は2020年11月に行われ、2024年12月には大韓航空がアシアナ航空株式63.88%を取得して企業結合を完了していた。