SZ、中国国家観光局、共同で重慶をプロモーション、西部観光の目玉に

  • 2005年4月7日
 中国西南航空(SZ)と中国国家観光局は共同で重慶旅行に関するセミナーを開催、重慶市旅遊局や現地旅行会社などからなるミッションが来日して最新情報を提供した。
 SZは成田第2滑走路オープンに伴い、重慶と成都に成田から直行便を就航する。来日したSZ市場調査部の劉マネージャーは「重慶へは週3便、月・水・木曜日にボーイング737-800で運航する。今回の就航で重慶だけでなく、西安や昆明、ラサなどの西部の都市やソウル、バンコクなど他国との組合せプランも可能になる」と、ゲートウェイとしての役割も強調した。また、重慶市旅遊局の王局長は新たな観光スポットを紹介、「最近発見された『天坑』という直径620メートルもある大きなくぼみや『地縫』という10キロに及ぶ長い地割れといった地形や、アジア一の規模を誇る茶畑『茶山竹海』、温泉地『統景』など、観光地化に向けてインフラ整備を進めている。自然や文化が楽しめる重慶へ多くの日本人に来てもらいたい」とメッセージを送った。