日本人ソロトラベルが定着、国内地方都市と近距離アジアがけん引
デジタル旅行プラットフォームのアゴダは、日本人旅行者を対象にした単身旅行に関する検索動向を発表した。国内外ともにソロトラベルへの関心が拡大しており、特に国内旅行では前年比17%増と高い伸びを示している。
今回のデータは、2025年1月から12月までに日本人単身旅行者が行った宿泊施設検索を、前年同期と比較したもの。それによると、海外旅行における単身旅行の関心は前年比11%増となり、国内外でひとり旅が着実に広がっている状況が明らかになった。
海外の人気渡航先では、ソウル、バンコク、台北、香港、ホノルルが上位を占めた。いずれも日本からのアクセスが良く、治安や交通インフラ面での安心感が評価されており、初めての海外ひとり旅でも選ばれやすい都市といえる。中でもソウルは、美容やウェルネスを目的とした短期滞在需要が高く、効率的に多様な体験ができる点が支持を集めている。
一方、国内旅行では東京、大阪、福岡、札幌、横浜といった大都市が引き続き検索上位となったが、伸び率では地方都市が存在感を示した。千葉、高松、岡山、泉佐野、埼玉が高い成長率を記録しており、空港へのアクセスの良さや地方ならではの落ち着いた滞在環境が評価されている。特に高松と岡山は、利便性と観光資源のバランスが取れた都市として、混雑を避けながら自分のペースで旅を楽しみたい単身旅行者のニーズを捉えている。
同社は、日本ではソロトラベルが特別な旅行形態ではなく日常的な選択肢として定着しつつあるとし、今後も多様な宿泊施設や旅行商品を通じて、単身旅行者の需要を取り込んでいくとしている。

