ツアー料金は、立ち寄る島の数や内容、マリンスポーツなども入れると前後するが、この2島巡りで、送迎、ガイド、BBQランチ、シュノーケルギアレンタルなども入れてUSドル100～とのこと。サンゴ礁に来る魚たちがいっぱいの美しい海で、まる1日楽しめた。

　ホテルに戻って、食事までの間にスパで疲れを癒す。デュシタニ マクタンセブ リゾートのスパは、ナチュラルなアロマオイルを使ったマッサージが心地よい。大人がスパでゆっくりする間、子供をキッズクラブ（ファンゾーン）で預かってもらうこともできる。遊具がいろいろ揃っており、スタッフがケアしてくる。キッズクラブは、1時間、300ペソ、1日だと600ペソ。朝8時から夜の8時まで営業している。（1ペソ=約3円 、2024年3月現在）

　ビュッフェレストランは、メニュー数がとても豊富。ピザやパスタ、点心、和食、そしてローカルの名物料理コーナーもあって楽しめる。美しい夕陽が空を染める頃、プライベートビーチを見下ろせる席では、週末のMICEイベントか何かだろうか、スクリーンやサーチライトのを使ってのリハーサルが行われていた。

　日本から直行便で行けて、透明度の高い海でのアクティビティや贅沢なホテルステイが楽しめるセブ。女子旅、家族旅、MICEなど広い客層に対してキャパシティを感じた。

取材協力：セブ・パシフィック航空、デュシタニ マクタンセブ リゾート、フィリピン観光省（＊写真 提供）
取材・文：小野アムスデン道子