ホワイト・ベアーファミリー、代表取締役に近藤康生氏が再任
ホワイト・ベアーファミリーの代表取締役に7月1日付で近藤康生氏が就任した。同社は1981年の創業で、近藤氏は設立から40年間代表を務めてきたが、2020年4月に関連会社のWBFホテル&リゾーツが、同6月に旅行事業のホワイト・ベアーファミリーと持株会社のWBFホールディングスが民事再生法の適用を申請、同氏は2021年3月末にグループの代表を退任した。その後、3社は星野リゾートによるスポンサー支援を受け、2021年10月に民事再生手続きを終結した。
再任にあたり近藤氏は、「皆様方に大変ご心配並びにご迷惑をおかけいたしまた事改めて深くお詫び申し上げます。コロナ禍最大の倒産と報道されましたが、一部金融機関のご理解もいただくことができ、この度新体制にてスタートさせていただくことになりました。依然として、旅行・観光業が置かれております環境は大変厳しい状況です。しかしながら旅行業において業界の一角を担えるべく真の再生を果たすことが弊社の責務であると考えており、再度代表取締役に就任させていただくことになりました。新陣容の元、皆様方のご期待に沿えるよう一層の努力をいたす所存でございますので何とぞ倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」とコメントしている。