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現地レポート:モルディブ、高級リゾートならではの魅力

  • 2015年12月10日

スパやダイビングなど訴求
16年に観光省の通年キャンペーンも

「一生に1度は訪問したい」ダイビングの魅力
パラセーリングなど多様なアクティビティも

シュノーケリングでは、ウミガメを見ることもできる。©ココ・ボドゥヒティ  カリール氏によると1980年代から90年代まで、日本市場においてはハネムーンではなく、ダイビングなどマリンアクティビティでの需要が約75%を占めていたという。現在は日本人訪問者のほとんどがハネムーナーだが、同氏は「モルディブは多くのダイバーが1度は訪問したいと思う憧れのスポット」であり、「以前のように、マリンアクティビティのデスティネーションとしても認知度を向上させていきたい」と話す。

 モルディブの多くのリゾートでは、ダイビングやシュノーケリングの専門デスクを設置し、さまざまなマリンアクティビティを提供している。例えば、空港からスピードボートで約40分の場所に位置する「ココ・ボドゥヒティ」では、毎朝インストラクターによるシュノーケリングツアーを実施。プレスツアーで体験した際には、多くのきれいな魚に加え、ウミガメを見ることもできた。また、12月から1月にかけてはマンタを見られる場合もあるという。

「アナンタラ ディグ リゾート&スパ」で体験したパラセーリングの様子  今回のプレスツアーでは体験しなかったが、ダイビングのプログラムも引き続き多くの日本人訪問者から人気を集めている。外国でダイビングを体験する際は、インストラクターからの説明など、言語に関して不安を感じる人も多いが、「ココ・ボドゥヒティ」や「ヴァドゥーアイランドリゾート」を運営するアダーラングループには、日本人のダイビングインストラクターも常駐している。

「アヤダ モルディブ」での餌付けプログラムでは、エイやサメを見ることができる  また、モルディブではシュノーケリングやダイビング以外にも、さまざまなマリンアクティビティを体験することが可能。例えば、「アナンタラ ディグ リゾート&スパ」では、パラセーリングの体験プログラムを提供している。1名または2名での体験が可能で、約50メートルの高さからモルディブのきれいな海を見ることができる。

 このほか、「アヤダ モルディブ」では魚の餌付けプログラムを用意。桟橋からエサを投げると、海に入らなくてもサメやエイなどを間近で見ることが可能だ。