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航空局、羽田米国線の進展に期待、米系の理解求める

国土交通省航空局長の田村明比古氏は4月9日の専門誌会見で、羽田空港の昼間時間帯発着枠が焦点となる米国との航空当局間協議について「少しでも前進させたい」と希望を語った。米国とは、断続的に公式、非公式の意見交換を実施してきているものの進展しておらず、今夏ダイヤで発着枠が拡大した羽田空港の昼間時間帯も米国線は運航されていない。田村氏によると、現状の「最大のポイント」は成田空港にハブ機能を構築している米系航空会社が、「羽田の昼間に北米線が1便でも飛ぶことによって成田の客が減る」と主張していること。この主張に...