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フランス、今年は「15年並みに」-大使はくまモン&リカちゃん

  • 2017年3月15日

▽くまモン大使は「今までと違うアングル」、リカちゃん派遣も

協賛各社とともに記念撮影  発表会ではくまモンとリカちゃんの任命式も開催。マゼンク氏はくまモンについては、11年から毎年7月にパリの展示会「ジャパン・エキスポ」に参加していることや、日本旅行業協会(JATA)が「ツーリズムEXPOジャパン2016」で熊本県とフランスの観光復興プロジェクトを実施したことなどを、任命の理由として説明した。今後はくまモンが幅広い層の人気を獲得していることを踏まえて「今までとは違うアングルでフランスの魅力を訴求したい」という。

リカちゃんに旅行かばんを贈呈するAF/KL日本支社長のステファン・ヴァノヴェルメール氏  リカちゃんについては、父親がフランス人音楽家であることや、昨年12月にパリで展覧会「Licca ~ Symbol of Kawaii」が開催されたこと、今年が誕生50周年であることを任命した理由として挙げた。今夏にはリカちゃんの人形をパリやノルマンディー地方などに派遣し、写真や動画などを通して、幅広い世代の女性にアピールするという。任命式ではリカちゃんが「沢山の人と出会い、新しいフランスの魅力を発見し、多くの人々に伝えていきたい」とコメントした。

 このほか発表会では、モン・サン・ミッシェル僧院カルーグ城管理責任者のグザヴィエ・バイー氏が登壇し、ノルマンディー地方を紹介。モン・サン・ミッシェルから眺めるサン・マロ湾の美しい景色や、クロード・モネの「印象、日の出」が描かれた港湾都市ル・アーヴルなどを紹介した。ル・アーヴルは今年で開港500周年を迎える。