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日本航空、12月の国際線旅客は0.6%増、欧州と中国が2桁増

  • 2017年1月25日

 日本航空(JL)の2016年12月の運航実績で、国際線旅客数は前年比0.6%増の68万8836人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は1.6%減だったところ、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は1.3%増となり、利用率は2.3ポイント増の79.5%となった。なお、JLは今年の4月以降、JLが運航するコードシェア便の他社販売分を各数値に加算して発表しており、年間の累計値については公表していない。

 方面別旅客数は「欧州」が16.8%増の5万2600人、「中国」が10.9%増の10万9104人とそれぞれ2桁増に。「米大陸」も3.5%増の9万5190人と前年を上回った。最も旅客数が多かったのは「東南アジア」で0.8%減の28万4923人。このほか「韓国」は2.9%減の5万891人、「オセアニア」は4.9%減の1万2786人だった。最も減少幅が大きかったのは「ハワイ・グアム」で13.1%減の8万3176人だった。

 利用率が最も高かったのは「東南アジア」で1.7ポイント増の84.3%。以下は「オセアニア」が3.1ポイント減の82.2%、「韓国」が2.1ポイント減の79.4%、「ハワイ・グアム」が2.4ポイント減の79.4%と続いた。最も伸び率が高かったのは「欧州」で12.2ポイント増の75.8%。2位は「中国」で10.3ポイント増の69.5%だった。