【2024】カタール旅行の計画に役立つ!おすすめ観光スポット16選
カタールはこんな場所!
カタールは、首都ドーハを中心に約270万人の人々が暮らしています。豊富な天然資源を有し、経済的に世界一裕福な国として知られており、治安も良好。近代的な都市開発も進み、高層ビルやショッピングモールも立ち並びます。また、カタールの物価は物価高騰や円安の影響もあり、日本の1.5倍ほどといわれています。
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カタールはイスラム文化が色濃く残る国で、モスクや伝統的な衣装など、目にも鮮やかな風景が楽しめるところも特徴。また、アラビアの伝統的なシチューやブドウの葉で包まれた料理など、日本では味わえないカタール料理も魅力の一つです。
カタールは砂漠気候で、6月から8月までは平均気温が35℃を超え、酷暑となります。観光には適していないため、できる限りこの時期を外して旅行計画を立てましょう。
カタールで押さえておきたい!おすすめ観光スポット10選
カタールは、砂漠に建てられた歴史的な建造物とペルシャ湾のかたわらに建てられた近代的な超高層ビル群が調和し、独特な景観を生み出しています。伝統的なイスラム建築と個性豊かなビル群はいずれも魅力的な観光スポットです。
カタールには、地下鉄やタクシー、バスなどの交通機関が整備されているので、主要な観光スポットを効率よく巡ることができます。ここでは、カタールで押さえておきたいおすすめ観光スポット10選をご紹介します。
01|カタラ文化村
カタラ文化村は、伝統的なカタール様式の建造物やモスク、劇場などが立ち並ぶ、複合施設です。敷地内に庭園やショッピングモール、レストラン、カフェなどが揃い、1日中楽しめる空間となっています。
敷地内で一際目立つ建造物である、数千もの鳩の巣になっている「鳩の塔」は必見。塔は、天敵である蛇に鳩が捕食されずに肥料となる鳩の糞を収集できるよう工夫されています。
カタラ文化村にはプライベートビーチもあり、子供向けのアクティビティが数多く用意されています。ビーチにはドレスコードがあるので、ビーチを訪れる際には派手な水着ではなくフィットネス水着やサーフパンツなど、落ち着いた色の水着を着用するようにしましょう。
スポット名 | カタラ 文化村 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Katara駅から徒歩5分 |
料金 | 無料 ※ビーチ入場料:10カタール・リアル(約430円) |
02|アスパイアパーク
アスパイアパークは、88haもの敷地面積を誇るカタール最大の公園です。園内のカフェで、ゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめ。芝生や湖など、自然に囲まれた空間が広がり、砂漠地帯の国にいることを忘れてしまうほどの景色を楽しむことができます。
強い日差しが治まった夕方以降には、ドーハの街が美しいライトアップに包まれるのを見ることができます。高層ビル群が織りなす煌びやかな夜景を眺めながら、園内を散策するのもロマンチックなひとときとなるでしょう。
スポット名 | アスパイアパーク |
住所 | |
アクセス | Al Ghanim Bus Stationからバスで40分 |
料金 | 無料 |
03|スーク・ワキーフ
カタール旅行で欠かせない場所といえば、古くからの伝統市場「スーク・ワキーフ」です。カタール最大の市場であるスーク・ワキーフは、まさに活気あふれるアラビアンワールドの縮図。スパイスやドライフルーツなどの食品から、布製品や水タバコ、ランプなどの雑貨まで、ありとあらゆる商品が所狭しと並んでいるところが特徴です。
スーク・ワキーフの魅力は、なんといっても迷路のような路地にあります。色とりどりの商品が積み上げられた露店が軒を連ね、スパイスの香りと人々の活気に包まれた空間は、五感を刺激します。
スポット名 | スーク・ワキーフ(Souq Waqif) |
住所 | |
アクセス | バス停Souq Waqif Metro Stopより徒歩5分 |
04|Flag Plaza
Flag Plazaは、カタール国立博物館とイスラム美術館の中間に位置する、世界中の国旗が掲げられた公共スペースです。カタールに外交使節団を持つ国々の国旗が119本、さらにはEUや国連、湾岸協力会議(GCC)の旗も見ることができます。
Flag Plazaは、国家間の対話を促進し相互理解を深めることを理念として、2022年10月に作られました。巨大なフラッグポールが立ち並び、122本もの国旗がはためく姿は壮観です。Flag PLazaがあるエリアはシーサイドで、周りには美しい公園が広がっているので、公園散策と合わせて訪れることをおすすめします。
スポット名 | Flag Plaza |
住所 | |
アクセス | 地下鉄National Museum駅から徒歩20分 |
料金 | 無料 |
05|アル・ズバラ遺跡
アル・ズバラ遺跡は、広大な砂漠の中に突如現れる、17世紀から19世紀にかけて栄えた港湾都市の遺構です。広さは約15haで、1時間ほどで回ることができます。
遺跡では、17世紀の文化と、城壁に囲まれた18世紀の都市の様子が残されています。かつて港湾都市として栄えたアル・ズバラは、19世紀の紛争で攻撃を受けて放棄されました。現在は住民はいませんが、城や市場だった場所など、当時の様子を伺い知ることができます。
ドーハからバスで約2時間とアクセスは可能ですが、1日3本しか運行していないため、タクシーの利用がおすすめ。タクシーの場合は、遺跡周辺に駐車場があるので、そこから徒歩で約10分です。
スポット名 | アル・ズバラ遺跡(Zubarah Town ruins) |
住所 | |
アクセス | ドーハ市内から車で約1時間半 |
料金 | 大人QAR 35 (約1,400円) |
06|ステート・グランド・モスク
イスラム文化を体験するなら、モスクを訪れることは欠かせません。そして、カタール旅行で外せないモスクといえば、ドーハのシンボルである「グランドモスク」です。世界最大級の規模を誇るこのモスクは、まさに必見の観光スポットと言えるでしょう。
グランドモスクは、丘の上に位置しており、そこからドーハの街並みが一望できます。高台にあるため、特に夕暮れ時の景色は格別です。
グランドモスクの建物は、白と青を基調とした美しいデザインで、アラブ建築の伝統を感じることができます。モスク内部には、モザイクやステンドグラスなど、繊細な装飾が施されているところが特徴。特に、天井を埋め尽くすモザイク画は圧巻で、イスラム芸術の素晴らしさを堪能することができます。
スポット名 | グランド・モスク(The grand mosque qatar) |
住所 | |
アクセス | バス停Souq Waqif Park NB駅より徒歩4分 |
料金 | 無料 |
07|バルザン塔
ドーハから北へ約20km離れた村に位置するバルザン塔は、1900年代初頭に建てられた歴史的な建造物です。周辺地域の耕作地や井戸を監視するために建てられた塔は、砂漠地帯のオアシスに佇むように、乾いた空に伸びていく姿が美しいランドマークとなっています。
バルザン塔は、東塔と西塔の2つの塔で構成されています。西塔はT字の形をした独特な建築様式で、カタールの塔としては珍しいデザインです。一方、東塔はカタールの塔の典型である直方体の形をしています。
バルザン塔は、学校やモスクとともに砂漠地帯の庭園の中にあります。公共交通機関がないので、タクシーをチャーターして訪れましょう。
スポット名 | バルザン塔 |
住所 | |
アクセス | ドーハ市街から車で30分 |
料金 | 無料 |
08|ドーハタワー
ドーハタワーは、別名ブルジュ・ドーハとも呼ばれ、ドーハの高層ビル群の一画に位置するランドマークです。地上46階、高さ238mを誇る円筒形の外観は、近代的な美しさと独創性を湛えています。
ドーハタワーの最大の特徴は、外壁に採用されているイスラムのマシュラビーヤ建築様式のコンストラクトです。幾何学模様が織り成す繊細な影は、日中は太陽の光を受けて鮮やかに浮かび上がり、夜はライトアップによって幻想的に浮かび上がります。
ドーハタワーはオフィスビルですので、内部の一般公開はされていません。
スポット名 | ドーハタワー |
住所 | |
アクセス | 地下鉄DECC駅から徒歩14分 |
料金 | 無料 |
09|アスパイア タワー
アスパイアパークの敷地内に位置するアスパイアタワーは、51階建て、高さ300mを誇るドーハを代表する建物です。2006年にドーハで開催されたアジア競技大会の開会式で、聖火が灯された高層ビルとしても有名。アジア競技大会終了後は、5つ星ホテル「トーチ・ドーハ」として利用されています。
その名の通り、トーチ(松明)の形をした独特なフォルムは、ドーハ市内のどこからでもその存在感を放っています。47階には回転レストランもあるので、ドーハの遠景を眺めながら食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
スポット名 | アスパイア タワー |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Al Aziziyah駅から徒歩10分 |
料金 | 無料 |
10|トルネードタワー
ドーハ高層ビル群の一画にそびえ立つトルネードタワーは、地上52階建て、高さが約195mの印象的なオフィスビルです。QIPCOタワーの愛称でも知られるビルは、砂時計のような特徴的なフォルムで、周辺の高層ビル群の中でもひときわ目立っています。
トルネードタワーで立ち寄っていただきたい場所は、20軒近くのレストランが立ち並ぶレストランフロアです。ペルシャ湾を一望できる絶好のロケーションで、様々な国の料理を楽しみながら、優雅なひとときを過ごすことができます。1階にはカフェもあり、広々としたテラス席で高層ビル群を眺めながらコーヒーを味わうのもおすすめです。
トルネードタワー周辺には、ドーハタワーやウエストベイなど、ドーハを代表する観光スポットが数多くあります。散策を楽しみながら、ドーハの街並みを満喫してみてはいかがでしょうか。
スポット名 | トルネード タワー |
住所 | |
アクセス | 地下鉄DECC駅から徒歩10分 |
料金 | 無料 |
中東の文化を満喫!カタールで訪れるべきミュージアム3選
カタールはアラブ文化に影響を受けつつ、海で囲まれている国らしく独自の文化も発展している興味深い国です。アラブの貴重な文化財や芸術作品を展示する貴重なアラブの文化財や芸術作品などを展示するミュージアムがたくさんあります。
ここでは、カタールで訪れるべきミュージアム3選を紹介します。異国情緒あふれるカタール文化に触れてみてはいかがでしょうか。
01|カタール国立博物館
カタール国立博物館は、砂漠でバラのような形状に結晶化した石(デザートローズ)をモチーフにした建物が印象的な博物館です。館内には、カタールの歴史と文化を余すことなく学べる充実した展示が揃っています。アラビア語と英語の解説のみではありますが、映像や音楽をふんだんに用いた展示方法は、言葉の壁を越えて誰でも楽しめる工夫がされています。
館内のミュージアムショップには、アクセサリーや文房具など、カタールならではのグッズが豊富に揃っているので、お土産にぴったりです。
スポット名 | カタール国立博物館 |
住所 | |
アクセス | 地下鉄National Museum駅から徒歩6分 |
料金 | 大人:50カタール・リアル(約2,150円) 学生:25カタール・リアル(約1,080円) 子供:無料 |
02|カタール国立図書館
2018年にオープンしたカタール国立図書館は、斜行したガラス張りの壁面が印象的なカタール最大の図書館です。42,000㎡の館内には100万冊以上の蔵書があり、カタールの人たちのコミュニティスペースとなっています。外国人にも広く開かれている館内では、図書の閲覧のみならず、スタディルームを利用やカフェでのひとときを楽しむことも可能です。
図書館が位置するエデュケーションシティは、カタール随一の文教地区で、大学や研究機関、スポーツ施設などが整備されています。図書館の訪問に合わせて、エデュケーションシティの散策もおすすめです。
スポット名 | カタール国立図書館 |
住所 | District of Freedom, Education City, Al Luqta St, Doha, カタール |
アクセス | 地下鉄Qatar National Library駅から徒歩1分 |
料金 | 無料 |
03|イスラム美術館
イスラム美術館では、イスラム世界の伝統工芸品から現代美術まで、幅広いコレクションを鑑賞することができる美術館です。特に、アジアやヨーロッパにはない独特なデザインのイスラムアートは、見る者を魅了します。
宗教関連だけでなく、イスラムアートのワークショップなどもあり、子どもから大人まで楽しめるところもポイント。フロアは4つに分かれており、新旧のアートが展示されているので、中東の歴史を紐解くような体験ができます。
ザ・パール・モニュメントから徒歩圏内にあるので、海辺の散歩と合わせて訪れるのに最適なスポットです。
スポット名 | イスラム美術館(Museum of Islamic Art) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Souq Waqif駅より徒歩10分 |
料金 | QAR 50(約2,000円) |
カタール・ドーハで街歩きを満喫!おすすめエリア3選
カタールの街を散策すると、アラブ文化が息づく建築物、モスクから流れるアザーン、シーシャの甘い香りなど、五感で異文化を堪能することができます。砂漠気候のカタールでも、日差しが強い時間帯を避ければ、街歩きは可能です。
ここでは、ゴージャスなスポットからドーハ隣接の街まで、街歩きを満喫できるエリア3選を紹介します。地下鉄や車での移動では気付きづらいカタールの街の様子を楽しんでください。
01|ザ・パール
ザ・パール・モニュメントは、大きな貝殻の中にパールが鎮座するユニークなモニュメントです。大きな貝殻の中に鎮座する真珠は、朝日や夕日に照らされて美しく輝き、訪れる人の心を惹きつけます。
カタールは、かつて世界的な真珠産業で栄えた国でした。ザ・パール・モニュメントは、そんなカタールの歴史を象徴するモニュメントと言えるでしょう。貝殻の中には、真珠を模した球体が輝き、かつての繁栄を今に伝えています。
スポット名 | ザ・パール・モニュメント(The Pearl Monument) |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Souq Waqif駅より徒歩10分 |
料金 | 無料 |
02|コーニッシュプロムナード
コーニッシュプロムナードは、ドーハ湾の海岸沿いを約7kmにわたって弧を描くように伸びる遊歩道です。北端のシェラトンホテルから南端のイスラム美術館まで、ヤシの木や噴水が点在し、中東の楽園にふさわしい美しい景観が広がっています。
アラブの伝統的な木造帆船(ダウ船)や海越しの高層ビル群を眺めながら、気持ちよく散策を楽しむことができます。通り沿いにはレストランやカフェなどの店もあるので、食事や休憩にも最適です。日差しが強いカタールでは、朝方や夕方、あるいは夜に出かけることをおすすめします。
スポット名 | コーニッシュプロムナード |
住所 | |
アクセス | 地下鉄Corniche駅ないしはWest Bay Qatar Energy駅から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
03|アルワクラ
アルワクラは、ドーハのすぐ南に位置するカタールで2番目に大きな都市です。ペルシャ湾の海岸沿いには、モスクや塔、港など歴史のある建造物が現存しており、近年ビーチリゾートも開発されています。
ビーチの隣には、アルワクラオールドスークという屋外型複合施設があります。スークにはホテルやレストランもありますが、必見はカタール産のスパイスやハーブを扱うショップや魚市場です。
内陸部に入ると、SealineBeachやMesaieedなど、中東のイメージそのままの砂漠が広がっており、ラクダに乗ったりトレッキングを楽しむといった貴重な体験ができます。効率よく観光するためには、タクシーのチャーターやアルワクラ市街地から出発するツアーの利用を検討してみてください。
スポット名 | アルワクラ |
住所 | |
アクセス | ドーハ市街の地下鉄Msheireb駅からAl Wakra駅まで16分 |
料金 | 無料 |
アラブ文化の息吹を感じる、新たな観光大国カタール
本記事では、カタールのおすすめの観光スポット16選をご紹介しました。
カタールは「世界一退屈な国」という不名誉な呼び方をされることもあります。カタールが1971年にイギリスから独立した当時は、観光に適した国とは言えませんでしたが、近年カタールは大きく変化しました。国を挙げて国際スポーツを誘致し、産業を発展させ、観光に力を入れています。
カタールには、まだまだ紹介しきれないスポットがたくさんあります。こちらの記事では、カタール旅行のモデルコースを紹介していますので、参考にしてみてください!
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【2024】カタールの1日モデルコース2パターン!観光スポットの見どころも徹底解説
ぜひ本記事を参考に、オリジナルのカタール旅行を計画してみてください!