残念ながら、「インバウンド需要は急回復する」と考えるのが危険な理由

#訪日

2022年11月1日
出典：ITmedia ビジネスオンライン

コメント　5件

- gbyvacio
- 10月11日以前に海外からの渡航者数が伸びなかった理由は、日本渡航にビザが必要であること、個人旅行が認められていなかったことが要因だと思います。
  当地では日本大使館へのビザ申請のアポイントが1～2か月以上先まで全く取れず、業務出張での日本渡航をあきらめた方が多くいます。
  また観光目的の場合はビザが取りにくいことに加え、個人旅行ができないということが障害でした。
  加えて観光旅行の場合は入国者人数の制限により航空会社は安い運賃の空席を出さず、運賃が高騰したことも要因の一つです。
  ブースター接種を完了している比率が高くかつデジタル化が進んでいる国ではワクチン接種証明書取得は渡航の障害にはなりませんし、出発前PCR検査も日本が目的地に選ばれない要因の一つでしたが費用も安くなったので大きな要因ではなかったように思います。
  あたかも海外の国の規制で日本への渡航者が伸びないようにコメントされていますが、既に海外旅行への意識はコロナ前とほとんど変わらず、目的国の規制で渡航先を選んでいます。日本は円の価値が下がり、なんでも安いと捉えられているので有力なディスティネーションです。
  
  政府機関からしなくてもよいといわれているのにマスクを着用するかどうかは個人の自由であり、それを奇異に見ることはありませんが、日本渡航の際にマスクを外していると日本人から不信の目で見られることには異常を感じます。
- 2022/11/2 3
- caribbean
- 途中からオフィスマーケットの話やアンゾフのマトリクスが出てきたりして、
  ストーリーがばらばらな印象を持ちながら読みました。
  
  筆者はオリンピックのみを訪日インバウンド増の理由として捉えていますが、
  私は第２次安倍政権時代の査証要件緩和が、最も大きな要因としてみています。
  
  観光庁のデータにありますが、ロンドンオリンピックの開催決定後、
  英国入国者数については開催までの間に大きな谷もありました。
  
  そこでイギリスではロンドン以外のデスティネーションへ目を向けてもらおうと
  さまざまなキャンペーンを打ち出していました。
  
  日本ではちょうどSNSの浸透が開催決定後のタイミングと重なり、
  大々的な広告宣伝を打たずとも、各地域へ人流が生まれるきっかけになったと思います。
  これが「黙っていても外国人は来る」と、やや勘違いしていた可能性があります。
  
  一方、日本へのインバウンドの急激な回復を妨げているものは
  入国要件やマスク環境のほかに、アジア各国の情勢と関係があるとみています。
  
  欧米からのツーリストは、日本だけではなく各国を周遊する層もそれなりにいるわけで、
  中国があのような状況では、アジア旅行を足踏みする人たちも存在することでしょう。
  
  少子高齢化、生産人口の大幅減少は間違いなく
  地域へ大きなインパクトとなっています。
  
  乗客のいない鉄道はどうなるのか、増え続ける空き家、耕作放棄地、
  ガソリンスタンドの撤退、閑古鳥が鳴く娯楽施設、
  税収の増えない自治体、地域住民へ満足なサービス提供ができない状態・・・
  
  世界各地域から万遍なく日本へ来てもらい、日本の隅々まで旅をしてもらうことを
  真剣に考える時期に来ていると思います。
- 2022/11/2 2
- asan
- 入国数上限に達しなかったのは陰性証明やビザ要件が大きいかと。とはいえ中国の動向や世界経済の不透明感から結論として回復ペースを楽観視すべきではないのには同意です。
  インバウンド自体は五輪以降も継続成長を見込んでいたものの、中国については政治的外交的リスクが顕在化し、コロナ前は特集だったと見たほうがよいでしょうね。
  
  重要なのは記事結論にもある通り、インバウンド(特に中国)に依存しないビジネス設計なのだと思います。
- 2022/11/1 2
- momokun
- それはいつまでたってもワクチン３回接種か陰性証明の提出などの諸条件を撤廃しないからですよ。完全開国の国はどんどん増えているのに。おまけに入国したらしたで、日本人は感染予防ではなく、人の目だけのためにマスクを着けているし。
- 2022/11/2 1
- chiyoda261
- 記事を読みましたがあくまで結果論であると感じます。
  
  ただコロナ前にインバウンド事業に傾倒していた宿泊施設があり「もう日本人はいらない」くらい言っていた発言に危機感を感じました。コロナがきっかけであったとしてもインバウンドについてはバブルの状況であったと感じています。京都でも観光が公害化していて今後は京都に限らず増えすぎる観光客に対しては抑制も必要になってくると考えます。
  
  いずれにしても儲かるからと一本鎗で勝負しているとその波が過ぎ去った時に退場を余儀なくされます。「驕れる平家も久しからずただ風の前の塵に同じ」ではないですがその風が吹いた時にいかにその風に抗うのか…その準備を整えていくのかがこれからの世の中では問われるのだと考えます。
- 2022/11/2 1

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