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オーストリア、「新型コロナウィルス」に関する最新情報

  • 2021年6月25日
  • 出典:OTOA

オーストリアでは、宿泊施設、レストラン、商店、イベント、レジャー施設など営業されていて、安全国からの旅行者を迎えています。オーストリアは引き続き、感染数をさらに減少させ、旅行者を安全に迎えるためにできる限りの対策を行っています。

■ 一目でわかる重要事項

オーストリアの新規感染者数の減少とワクチン接種の進行により、7月1日からさらに緩和されます。

* すべての業種において、閉鎖、閉店、営業時間の制限なし。

* 人との距離:

 人との最小距離は1mから不問へ。

 一人当たりの客の最小利用面積は10平米から不問へ。(美術館、商店、スポーツなど)

* マスク:

 屋外、3-Gを提示できる場所では不要。

 (飲食、ホテル、観光/レジャー/文化施設、スポーツ、学校、100名以上のイベント)

 公共の場(公共交通機関、店舗、ミュージアム)のみ通常のマスク着用。

* 飲食店:

 24時まで営業可だったのが、営業時間の制限なしに。

 一つのテーブルに一緒に座れるのは、屋内では大人8人までと子供、

 屋外では大人16人までと子供だったのが、人数制限なし。

 ナイトクラブやバーは営業可だが、収容人数は最大75%まで。(7月22日から解除)

* 文化イベント:

 会場の入場可能人数は(使用率)、最大75%なのが、収容人数制限なしに。

* 会合:

 屋内では大人8人までと子供、屋外では大人16人までと子供。

 17名以上の出席の場合は通知義務。

◎「エントリーテスト3-G」12歳以上

入国時の規制はもとより、ホテルでのチェックインから劇場への訪問まで、限られたスペースで大勢の人が集まる場所では、いわゆる「入場テスト」は人々の安全を守ることを目的としています。

以下の場合、陰性検査、またはワクチン接種、または過去の新型コロナウイルス感染の証明(3-G)の何れかを提示することが必要です。

* 入国時

* レストラン訪問

* ホテルのレセプションで

* ホテル滞在中にホテル内のレストランやその他のホスピタリティなどのサービスを利用したい場合

* 身体関連サービス(例: 美容院、化粧品、マッサージ)

* 屋内および屋外のイベント(劇場、コンサート、サッカー スタジアムなど)、

 レジャー施設、スポーツ施設(温泉、屋内プール、屋外プール、フィットネススタジオなど)

3-Gのいずれも提示できない場合は、監督下でその場で抗原検査を行うことができます。

(2021年6月23日更新)

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■ オーストリアへの入国

現在、オーストリアでは、ホテル、レストランなどの飲食店の営業が開始され、観光旅行ができるようになりました。ほとんどのEU諸国と世界の安全国からは、コロナ検査の陰性証明か、ワクチン接種証明か、抗体証明のいずれかの証明書を提示することで、自己隔離もオンライン登録も必要なく入国できます。

安全国から入国する場合でも、現地でコロナ検査を受ける人は事前のオンライン登録が必要です。

それ以外の危険国に指定されている国から、仕事などの特別な理由でオーストリアへ入国する場合は、事前のオンライン登録と10日間の自己隔離が義務付けられています。また、コロナ検査の陰性証明か、ワクチン接種証明か、抗体証明のいずれかの証明書が必要です。

オンライン登録や隔離が不必要な安全国は、以下に記載されています。

注意)

 オーストリアの規制だけでなく、自国の規制にも注意してください。

 出国、帰国の際の規定については、出国前にご確認ください。

 → 詳細: https://www.sozialministerium.at/Informationen-zum-Coronavirus/Coronavirus---Haeufig-gestellte-Fragen/FAQ--Reisen-und-Tourismus.html

■ オーストリアへの入国要件

◎ 現在の入国規制

感染発生率が十分に低い国からの入国は、検疫(自己隔離)は必要ありません。

これは、ほとんどのヨーロッパ諸国およびその他の一部の国々に適用されます。

前提条件は、過去10日間にこれらの国、またはオーストリアに滞在していることです。

以下の国リストをご覧ください。

必要なのは、コロナテストの陰性証明、有効な予防接種証明、または抗体(治癒)証明(以下「3-Gルール」といいます)を提示すること。具体的には、コロナ検査の陰性を証明する診断書や検査結果、または予防接種証明書/予防接種パス、または公式の医療回復証明書をドイツ語または英語で提示する必要があります。

これらの書類を提示できない場合は、24時間以内にオーストリアでPCR検査または抗原検査を行う必要があります。

◎ 3-Gルール

入国する際に次の3つの証明書のいずれかが必要です。

* テスト済み

 72時間以内のPCR検査、または48時間以内の抗原検査の陰性証明が必要です。

 12歳未満の子供は検査は不要です。

 テストは、認可された機関によって確認される必要があります。

 自己検査は、入国の目的では無効です。

* ワクチン接種済み

 EMA(European Medicines Agency) によって承認されたすべてのワクチンが認められています。

 予防接種は、初回予防接種後22日目から最長3ヵ月間有効です。

 2回目の予防接種後、有効期間はさらに6ヵ月延長されます(2回接種の場合9ヵ月有効)。

* 治癒済み

 コロナに感染し治癒した場合、回復から6ヵ月間入国することができます。

■ オーストリア入国時に事前のオンライン登録と隔離義務がない国

ベルギー、ブルガリア、デンマーク、ドイツ、エストニア、フィンランド、フランス、リヒテンシュタイン、ギリシャ、アイルランド、アイスランド、イタリア、クロアチア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、モナコ、オランダ、ノルウェー 、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、サンマリノ、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、チェコ、ハンガリー、バチカン、アンドラ、キプロス、イスラエル、韓国、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリア。

2021年6月24日の時点で、安全な国/地域のリストに、日本、アルバニア、香港、マカオ、北マケドニア、サウジアラビア、セルビア、台湾、タイ、米国、ベトナムが追加されました。

ただし、オーストリア入国前の10日間、リスクエリアに滞在していないことが条件です。

◎ 上記以外の国からの入国

出張、留学などの例外を除いて観光目的の旅行で入国はできません。変異ウイルス感染者が多い領域(ブラジル、インド、南アフリカ、イギリス)からの入国には、さらに厳しい規則が適用されます。

■ オーストリアに入国するために必要なオンライン登録義務

感染率の多い、また変異ウィルスが確認されているリスク国に指定されている国から、特定の状況下でオーストリアに入国する場合、事前にオンライン登録する必要があります(旅行前のクリアランスといいます)。

登録確認書は、入国審査の時に電子的か、登録の確認メールをあらかじめ印刷したものを提示する必要があります。例外は、特に考慮すべき家族の事情、トランジットの乗客、およびその他予測できない緊急の個々の事情の場合です。

登録データは、入力後28日で削除されます。

詳細についてはこちらをご覧ください。

 →https://www.oesterreich.gv.at/en/themen/coronavirus_in_oesterreich/pre-travel-clearance.html

また、英語の入国登録フォームはこちら。

 →https://www.formularservice.gv.at/site/fsrv/user/formular.aspx?pid=15dd7f9c98c24952828eb414c8884f1a&pn=Bfd027cf662624276a5ca9a9b970bcdf9&lang=en

◎ オーストリア入国時に隔離が必要な場合

上記の事前オンライン登録の必要な国から特別な理由で入国した場合、3-Gルールの他、さらに10日間の自己隔離が義務付けられています。入国5日目以降に行うことができるPCRまたは抗原検査が陰性であれば、隔離は早期終了することができます。

通過:立ち寄りのないトランジットの旅行者は、陰性検査は通常必要ありません。

不定期に入国するビジネス目的の出張者は、72時間以内のPCR検査、または48時間以内の抗原検査が陰性の証明書、ワクチン接種証明、抗体証明の三つの何れかの証明書、または10日間の自己隔離が必要ですが、その後の検査で陰性が分かれば早期に隔離を終了することができます。

また、ビジネス目的を証明するものが必要です。英語の健康診断書のフォームはこちらでダウンロードできます。

 →https://www.ris.bka.gv.at/Dokumente/BgblAuth/BGBLA_2020_II_563/COO_2026_100_2_1816334.pdfsig

詳細はオーストリア社会・保健省のこちらへ

 →https://www.sozialministerium.at/Informationen-zum-Coronavirus/Coronavirus---Haeufig-gestellte-Fragen/FAQ--Reisen-und-Tourismus.html

※注

 ここに記述された内容は注意深く調査したものですが、当ウェブサイトが法的責任を

 持つものではありません。

 詳しくはオーストリア保健省のWebサイトの総合的なFAQを参照してください。

 →https://www.sozialministerium.at/Informationen-zum-Coronavirus/Coronavirus---Haeufig-gestellte-Fragen/FAQ--Reisen-und-Tourismus.html

(2021年6月23日付)

以上、ご注意ください。

情報提供:オーストリア政府観光局、日本海外ツアーオペレーター協会