アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (3/25の状況)
「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。
■ アイスランドの状況
シェンゲン国以外の、アメリカ、イギリス、日本、中国などの国からも、所定の「ワクチン接種証明書」または「完治&抗体保持証明書」を持参すれば、到着時のPCR検査や自己隔離に服することなく、即旅行ができる運用開始は2021年3月26日とされておりましたが、諸準備に時間を要しているため、4月06日以降となる予定です。
なお、日本で発行の「所定の証明書」については、現在、在日アイスランド大使館に確認中です。
→Government of Iceland
Exemption from border measures for vaccinated individuals to be extended to non-Schengen countries
https://www.government.is/news/article/2021/03/16/Exemption-from-border-measures-for-vaccinated-individuals-to-be-extended-to-non-Schengen-countries/
新規陽性者数は国内検査で8名、入国者113名の検査で5名、現在隔離中の感染者は89名、入院者は1名、うち集中治療室に入っている人は0名です。感染の疑いのある国内の自主隔離者数は695名、入国の自己検疫者数は1,134名で自宅等で経過観察中です。これまでの感染者累計は6,158名、死亡者数累計は29名です。ワクチン接種完了者は20,325名です。
第4波への警戒で緊急対策本部が感染状況のレベルを「Danger」から「Emergency」に引き上げました。
アイスランドで解雇された東欧の労働者が、手当を受け取りにアイスランドに出入りしたのが主な感染源のため、入国後の隔離期間を7日に延ばす案が検討されております。
現在も日本は「安全な国」から除外されております。
なお、所定の証明書を所持していない場合は、以下の措置が取られます。
1) 自国出発前72時間以内に取得した英語等のPCR検査の陰性証明書を
アイスランド行き便の搭乗手続き時に提出。 なお
所定のPCR検査陰性証明書の不所持者には10万アイスランドクローナ(ISK)の罰金
偽造の証明書を提出した場合、最大懲役8年
PCR検査拒否や自己隔離を遵守しない場合は最大25万ISKの罰金
マスクの着用や2mのフィジカル・ディスタンスを守らない場合も10万~50万ISKの罰金
が科されることとなり、本件に関し警察の取り締まりが行われております。
2) 到着時のPCR検査とその後の5日間の外出不可の自己隔離、
その後の再度のPCR検査の陰性の確認。
3) 陽性判明時、自己隔離施設の確保が不明確な場合、感染力の強い3種の変異種に
感染している場合は、政府が用意した「Foss Hotel lind」に収容されます。
アイスランドは現在もECDCの発表で「欧州で唯一安全な緑の国」となっています。
→ Iceland Is Europe's Only Country Classified as Green - Iceland Monitor
https://icelandmonitor.mbl.is/news/news/2021/01/29/iceland_is_europe_s_only_country_classified_as_gree/
入国可能な国、条件等については、下記サイトにてご確認ください。
→ Regarding travel restrictions to Iceland as a result of COVID-19
https://www.logreglan.is/english/regarding-travel-restrictions-to-iceland-as-a-result-of-covid-19/
→ New border measures:
Travelers required to present negative PCR test before boarding / Icelandic Tourist Board
https://www.ferdamalastofa.is/en/moya/news/category/1/new-border-measures-travelers-required-to-present-negative-pcr-test-before-boarding
■ フェロー諸島の状況
現在の感染者数は0名で、検疫中の人は1名、入院者は0名です。
これまでの感染者数累計は661名、死亡者数累計は1名です。これまでPCR検査を受けた累計数は239,451名となっております。
国民の7.6%にあたる4,039名が2回目の接種を終えております。
フェロー諸島の唯一の定期クルーズ船「ノローナ号」が大規模改装を終え、首都・トシュハウンに戻ってきました。
現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、昨年7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者の入国と旅行が可能です。
2回目のワクチン接種完了後8日を経過した証明書を持参し入国した場合は、4月01日以降、空港到着後の自己免除が免除される予定です。
旅行者は入国時に「入国前3日以内に受けたPCR検査の要請証明書の提示」が求められ、同時にPCR検査を受け(有料、1人当たり312クローネ)、自己検疫に入り、入国後6日目に再度無料のPCR検査を受け、結果が陰性となれば旅行が可能です。
コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能です。
アトランティック航空が週14便で運航しているヴァーガル空港~コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日3月25日は2便とも運航しております。
■ グリーンランド
現在の感染者は0名、死亡者は0名です。これまでPCR検査を受けた累計数は20,655名、国立病院の入院者は0名です。
シシミウトで新型コロナウイルス収束を願うイベントが行われ「国内最大の雪だるま」が作られます。
新たなグリーンランドへの入国制限が4月18日まで延長され、引き続き入国目的が承認されない限り、日本を含めた全国籍の外国人の入国は不可となります。やむを得ない入国事由と目的がある場合は、下記より入国許可を事前に取得することが要件となります。
→ 詳細:https://www.sullissivik.gl/
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デンマークの現在の感染者数は10,992名、入院者数は214名で、うち44名が集中治療室に入っております。死亡者数は2,409名で、PCR検査を受けた累計数は23,628,238名です。
これまで国民の5.9%にあたる345,070名が2回目のワクチン接種を終えております。
現在の感染者の93%が変異種に感染していると国立血清研究所が発表しております。
4月06日より1日50万人のPCR検査が可能になると法務大臣が発表しております。
まもなくJohnson&Johnson社のワクチンが到着します。
海外渡航禁止、海外からの入国禁止がイースター後の4月05日まで延長されており、早ければ5月中旬にはワクチン接種者にコロナパスを付与する予定です。
トランジットでの入国は引き続き可能ですが、新型コロナウイルスの変異種への感染拡大防止のため、2021年1月18日以降も業務渡航を含め外国人の入国は原則禁止となっております。
デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。
→ 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
→ デンマーク警視庁のホームぺージ
以上、ご注意ください。