東京商工リサーチ（TSR）によると、今年10月の旅行業の倒産件数は6件で2ヶ月ぶりに発生し、単月では今年最多。4ヶ月ぶりに前年同月を上回った。2020年の1月から10月までの累計件数は24件で、通年では2019年（1-12月）の25件を上回る可能性が高いという。

　負債総額は7億7500万円で、2ヶ月ぶりに前年を上回り、負債総額1000万円以上5000万円未満が5件で全体の8割を占め小・零細規模の倒産が中心となった。原因は「販売不振」で形態別は全て破産だった。

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