韓国観光公社（KTO）によると、今年2月の日本人旅行者数は前年比9.1％減の16万8241人となった。平昌冬季五輪が開催された一方で、昨年は1月末にあった韓国の旧正月休暇が今年は2月に移動し、訪日韓国人旅行者数が18.1％増の70万8300人（推計値）と大きく増加するなど、日本人が航空座席を確保しにくい状況だったことなどが影響したという。2月までの日本人旅行者数の累計は1.3％減の33万5324人。

　2017年の訪韓日本人旅行者数は半島情勢の影響により4月から4ヶ月連続で減少を続けるなど運に恵まれず、通年では0.6％増の231万1447人と微増にとどまっている。なお、17年の訪日韓国人旅行者数はLCCの新規就航などで40.3％増の714万200人と大幅に増加した。