日本旅行の2016年9月の旅行取扱実績で、国内旅行の取扱額は前年比5.5％減の240億4321万円だった。団体旅行は10.1％増の54億5541万円と増加したものの、企画旅行は11.2％減の92億3321万円に減少。JR券や航空券、一般宿泊などの個人旅行も7.3％減の93億5459万円と減少した。

　団体旅行のうち、一般団体は2.8％減の33億4553万円。一方で教育旅行団体は、九州地震で延期となっていた旅行を後倒しで催行したことなどにより39.5％増の21億988万円と大幅に増加した。企画商品は「赤い風船」が10.9％減の86億3587万円で、他社企画商品は15.1％減の6億2962万円だった。

　国内旅行以外では、海外旅行が14.7％減の96億3185万円、国際旅行が34.5％増の32億9270万円となり、付帯事業を含めた総計は5.6％減の369億8621万円だった。海外旅行の詳細は別途記載（下記関連記事）。