日本政府観光局（JNTO）は6月1日13時から、9月21日から23日まで開催するインバウンド商談会「VISIT JAPANトラベル＆MICEマート2016（VJTM2016）」の出展者の募集を開始する。同商談会は東京ビッグサイトで開催。9月22日から25日まで同会場で開催される「ツーリズムEXPOジャパン2016」と連携することで、観光産業全体の振興と地方経済の活性化をめざす。

　募集する出展者は、観光関連企業や団体などの国内セラー約400社と、MICE専門セラー約30社の計430社程度。今年は震災からの復興をめざす東北と九州を拠点に、当該地域への誘客をはかる企業や団体、DMOによる活動を支援するため、出展者数の最大2割程度を「優先参加枠」として確保するという。

　JNTOによれば、昨年は受付初日に規定数に達しており、今年も提供できるコマの総数以上の申し込みが予想されることから、申し込みは原則として1団体1コマに限定。幅広い業種の参加をはかるため、同地域の観光関連団体やグループ企業は、1コマでの共同参加を依頼する場合もあるという。申し込みは商談会の公式サイトで受け付ける。期間は6月15日17時までで、定員になり次第受付を終了する。

　なお、JNTOによれば、同商談会には海外バイヤーが約330社、MICE専門バイヤーが約25社、海外メディアが約12社程度参加する見込みだ。