トリップアドバイザーはこのほど、「日本人に人気の海外観光スポット2015」を発表した。2014年10月から15年9月までの1年間に、トリップアドバイザーのウェブサイト上に投稿された日本人旅行者の口コミをもとに決定したもので、ランキングの発表は今年で6回目となる。1位はカンボジアのアンコールワット遺跡群、2位はスペインのサグラダ・ファミリア教会、3位はペルーのマチュピチュとなった。

　ランキングでは上位50位以内に、ハワイ5ヶ所を含む米国が12ヶ所、イタリアが5ヶ所、フランスが5ヶ所ランクインした。1位のアンコールワット遺跡群は昨年の2位から浮上。「絶対にまた行きたい」などのコメントが寄せられた。

　今年はランキング上位50位以内に美術館や博物館、景勝地などが複数入っていることに着目し、「美術館・博物館編」と「自然スポット編」のトップ20も発表した。美術館・博物館の1位にはフランスのオルセー美術館が選ばれ、「ちょうど良い規模で落ち着く」「パリで時間を忘れられるお気に入りの場所」などの声が寄せられた。自然スポットの1位にはクロアチアのプリトヴィチェ湖群がランクインした。口コミでは「写真ではわからない湖の色」、「すみずみまで目に焼き付けたい、絶景の数々」と湖の美しさが評価された。各ランキングの詳細は下記の通り。