成田国際空港（NAA）とダラス・フォートワース国際空港は9月9日、ハブ空港同士の協力関係を強化する覚書を締結した。両空港の利便性向上や航空ネットワークの拡大、高品質なサービスの提供などを目的としたもので、ダラス・フォートワース空港はアジアからのハブ空港として利便性が高いことなどから締結に至ったという。

　今後は定期的に協議を実施し、空港の運用や運営手法に関する意見交換、情報共有をおこなう予定。NAAはこれまで複数の空港と姉妹空港関係を結び、運営に関する情報共有や人財育成に向けた交流プログラムなどを実施してきたが、今回のような運営面に特化した覚書の締結は初めてという。具体的な活動内容については、今後検討していくとした。