ANAセールスはこのほど、夏休みファミリー向け商品「ANAハローツアー 夏バケ」シリーズの販売を開始した。同シリーズの設定は今年で3回目。海外旅行商品には、既存のハワイとアジアに加え、今回新たにアメリカを設定した。国内旅行は、昨年と同様に北海道、九州、沖縄を用意した。出発期間はアメリカが6月2日から10月24日、ハワイが7月1日から10月25日、アジアが7月1日から9月30日、国内旅行は6月1日から11月9日。

　海外旅行商品では、特典として「子供代金半額」や「ジュニア代金割引」を設定。また、全日空（NH）が就航する全国各地から成田または羽田までの移動を無料としたほか、海外旅行保険や現地滞在中の24時間日本語救急サービス、NH国際線事前座席指定サービスも提供する。さらに、ハワイとアメリカ商品では、旅行開始日の前日から起算して、60日前までに手配が完了した旨を同社から通知された場合に旅行代金を割り引く「早期割引」も設けた。

　アメリカ商品では、パンフレット巻頭コースとして6月12日に新規就航する成田／ヒューストン線を利用し、ケネディ宇宙センターなどを訪問するコースを設定。このほか、5名以上でテーマパークコースを利用する場合、キャラクターダイニング1回分を提供するほか、ラスベガスコースでは「シルク・ドゥ・ソレイユ”O”」のチケットを無料で手配する。

　また、ハワイ商品では、ハワイ州観光局キッズ親善大使に就任した「ジバニャン」のオリジナルレジャーシートを参加者全員に贈呈。また、期間限定でサンディビーチでの星空鑑賞ツアーを用意したほか、5名以上で利用する場合に「ABCストア」で使用可能な10ドル分のクーポンをプレゼントする。このほか、アジア商品では「レゴランドホテル」を組み込んだコースや、インドシナ半島の東側に位置するフーコック島を訪問するコースを新設した。

　一方、国内旅行商品では、アクティビティや食事、観光施設などで使用可能な「エンジョイチケット」または「わくわくチケット」のいずれかを提供。チケットでは利用できるアクティビティなどのメニューを去年より拡充したという。また、「ANAポケモンルーム」の提供や、天候不良などで復路航空便が欠航した場合などにお見舞金として1万円を支払う「欠航お見舞金サービス」も用意した。

　北海道商品と九州商品では、7月1日から9月30日限定で、出発の45日前までに申し込んだ場合、旅行代金から1名3000円を割り引く早期割引を設定。また、沖縄商品では、巻頭特集の「夏ファミ沖縄」コースとして、家族向けの体験メニュー「ビーチ宝探し」や「イルカ、ウミガメとのふれあい体験」なども設けた。