KNT-CTホールディングスグループのタイ現地法人「KNT TRAVEL (THAILAND) CO., LTD.」は、9月19日から10月4日まで仁川で開催される第17回アジア競技大会で、「タイハウスプロジェクト」のパートナーに選定された。

　タイハウスプロジェクトは、タイ王国スポーツ庁が大会期間中の代表選手団のサポートを目的に設置するもの。タイの国際競技大会でのメダル獲得数を増やすため、大会期間中に選手村の外に専用施設を開設し、出場選手のコンディション調整や戦略の分析などをおこなう。スポーツ庁が専用施設を開設するのは今回が初めて。

　KNT TRAVEL (THAILAND)は、専用施設として利用するホテル手配の契約サポートや大会期間中の運営サポート業務のサービスを提供する。

　KNT-CTホールディングスは中期経営計画において、2015年12月期までにアジアを中心としたグローバル事業の展開を掲げているところ。そのためにグループ内各社の知見を活かした市場開発を計画しており、今回は近畿日本ツーリストが強みとするスポーツ事業のノウハウを活かし、グループ会社内での連携で実施するという。