チャイナエアライン（CI）、キャセイパシフィック航空（CX）、香港ドラゴン航空（KA）は10月1日から11月30日までの発券分について、燃油サーチャージを値下げする。

　CIは、例えば東京／台湾間は現行の片道6000円から5500円に値下げ。長距離線では成田／ホノルル線を片道1万3500円とした。航空保険、保安費超過負担料は、10月以降も引き続き、香港発着路線とマンダリン航空（AE）運航路線を除き片道ごとに300円徴収する。燃油サーチャージの詳細は以下の通り。

　CXとKAでは、日本発着の香港線と台北線で、現行の6000円から4500円へと改定。一方、香港以遠の南西太平洋、北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア亜大陸方面の長距離路線は現行と同じ1万1000円を継続する。東南アジア、中国本土方面などの中・近距離路線、バンクーバー／ニューヨーク間を含むその他の路線については、現行通り2400円とする。

▽CI、燃油サーチャージ
（路線：変更後／変更前）
新千歳、成田、羽田、静岡、中部、富山、関空－台湾：5500円／6000円
広島、高松、福岡、宮崎、鹿児島－台湾：4000円／4500円
那覇－台湾：2400円／2800円
石垣－台湾：900円／1000円
成田－ホノルル：1万3500円／1万5000円

・日本発券分燃油サーチャージ（変更なし）
台北－高雄：500円
台北－香港※：2000円
台北以遠、東南アジア／中国大陸短距離区間　一区間あたり：2000円
台北以遠、東南アジア長距離区間　一区間あたり：5300円
台北以遠、北米／ヨーロッパ／オセアニア／インド路線一区間あたり：2万円
※関係国政府による許認可などの取得が条件

・AE、燃油サーチャージ
（路線：変更後／変更前）
那覇－台中：2700円／3100円
※関係国政府による許認可などの取得が条件

▽訂正案内（2014年8月27日　14時35分　編集部）
訂正箇所：AE　燃油サーチャージ
誤：那覇－台中：2100円／3100円
↓
正：那覇－台中：2700円／3100円