トリップアドバイザーはこのほど、外国人観光客数の多い世界48都市における旅行者の出費を比較調査した「旅行者物価指数（トリップインデックス）2014」を発表した。旅行者が一晩で使う一般的な費用を比較したもので、最も出費が少なく済んだのはベトナムのハノイ、最も多くなったのはイギリスのロンドンとなった。

　出費の計算は2人組を想定し、ホテル料金は4ツ星クラスの1泊分、食費は現地の一般的なメニュー2名分とハウスワインボトル1本、タクシー料金はレストランとホテルを往復したタクシー代、カクテル料金は5ツ星クラスホテルのバーでのドライマティー二2杯分を比較した。

　旅行者物価の最も高い都市ランキングでは、上位10都市中7都市に欧州の都市がランクイン。引き続き欧州の物価高が明らかになった。