MSCクルーズとエールフランス航空（AF）／KLMオランダ航空（KL）はこのほど、フライ＆クルーズに関する協力体制を向上するため基本合意書を締結した。

　MSCクルーズ会長のピエルフランチェスコ・ヴァーゴ氏は、「MSCクルーズは世界中の180の港をカバーしており、ゲストの家に最も近い港まで運航できることが強み」としつつ、新航路の増加とともにフライ＆クルーズの重要性が増しているとコメント。AF／KLとの協力で、ネットワークの拡大と補完をねらう。

　MSCクルーズジャパンのマーケティング部によると、現時点では基本合意のみで具体的に協力していく分野などは未定。日本市場での取り組みの可能性も現時点では不明という。