ジェイティービー（JTB）は12月14日、土木学会土木広報アクションプラン小委員会と日本建設業連合会と協力し、開通を控える国道357号の「東京港トンネル」を歩くツアーを実施する。18歳以上を対象としたもので、「おとなの探検『地下空間の謎に迫る！』開通前の今だけ！東京港トンネル　東大教授と学べるウォーキングツアー」と題し、大井からお台場まで歩いて渡る。

　ツアー中には、トンネル内の壁にプレゼンテーションの画面を映して工事の説明をおこなう。また、全行程に東京大学・生産技術研究所教授の桑野玲子氏が同行し、昼食時には都心における地下空間利用についての講演を実施する。申し込みはJTBウェブサイトで受け付け、旅行代金はおとな1名5800円。最少催行人員は20名とした。

　なお、今回のツアーは今夏に実施した「夏休み！親子で学べる道づくりツアー」に続く第2弾との位置付け。第1弾、第2弾で得られたノウハウを生かし、今後は工事現場見学ツアーを全国で展開する考えだ。