ジェイティービー（JTB）は7月22日、「第9回JTB交流文化賞」の作品募集を開始する。同賞は2005年に創設したもので、地域に密着した持続的な交流の創造と各地域の魅力創出、地域活性化への寄与を目的としている。

　今回も、昨年に続き観光地の組織・団体を対象とした「交流文化賞」、一般旅行者が対象の「交流文化体験賞個人部門」、小中学生対象の「交流文化体験賞ジュニア部門」の3部門を設定。ジュニア部門は昨年、JTBの創立100周年を記念して開始したもので、昨年は小学生低学年と高学年、中学生の3つに分けていたが、これを小学生と中学生とする。

　審査は6人の選考委員がおこない、観光振興や地域活性化への貢献度、新しい出会いの体験度合いを基準とする。賞金は交流文化賞が最優秀賞100万円1作品と優秀賞50万円2作品。交流文化体験賞個人部門が20万円1作品と10万円2作品、同ジュニア部門が旅行券10万円分1作品、5万円分2作品、1万円分5作品。交流文化賞の受賞作品については、商品化などによって魅力を全国に発信することも検討する。