JTBロイヤルロード銀座は5月15日、「世界三大瀑布と世界四大陸42日間～ウィーン国立歌劇場でのオペラ鑑賞と地中海・エーゲ海の船旅」を発売する。同社の開設10周年記念企画商品として設定したもので、4大陸間の移動はビジネスクラスを利用。地中海・エーゲ海クルーズも実施する。

　同社によると、2013年1月のリニューアルオープン後、販売は好調で、4月以降のクルーズの販売は前年比30％増、シニア向け高品質ツアーも25％増となった。シニア層を中心に高品質な旅行への需要は確実に伸びているとの考えで、こうした需要に応えるため、シニア層が憧れる旅行として今回の商品を企画したという。

　ツアーではバルセロナからベネツィア間で、プリンセス・クルーズの「ロイヤル・プリンセス」を利用した地中海・エーゲ海クルーズに乗船。その後、ウィーン国立歌劇場でのオペラ鑑賞をはじめ、ヨーロッパで芸術鑑賞や世界遺産を鑑賞する。ロンドン、パリ、ニューヨークでは専用車と日本語ガイドを用意した。

　また、アフリカ大陸や南北アメリカ大陸では、ビクトリアの滝、イグアスの滝、ナイアガラの滝の三大瀑布を観賞。ボツワナのチョベ国立公園でのサファリドライブや、グランドキャニオン観光などの自然体験に加え、リオデジャネイロやニューヨーク、ラスベガスでのシルク・ドゥ・ソレイユの「オー」鑑賞なども盛り込んだ。

　日程は9月2日から10月13日の42日間。連泊を多く取り入れた余裕のあるスケジュールとし、到着が遅い場合は翌日の出発を遅くするなど参加者の体調にも配慮したという。旅行代金は大人1名あたり680万円。燃油サーチャージや空港諸税などは代金に含まれる。