南アフリカ観光局によると、豪華列車「ザ・ブルートレイン」に今後6ヶ月間で大規模なアップグレードがおこなわれるという。車両のインテリアを全面的に刷新するほか、安全性の向上などをめざした新技術、新設備の導入をはかる。また、ウェブサイトと予約システムの刷新もおこなうという。

　インテリア関連では装飾品を新しくするほか、ソファや椅子、カーペットなどを全面的に張り替える。また、娯楽施設としてエンターテイメントシステムも装備。精度が向上したGPSシステムにより、ビデオやテキストで列車の位置情報などを乗客に提供できるようになる。このほか、全車両でのWiFiの提供、バトラーとのコミュニケーション向上のための携帯電話の導入なども実施する。

　なお、アップグレードの作業期間も通常通りの運行は継続するという。