オープンドアによると、旅行情報サイト「トラベルコちゃん」における2013年1月の海外ツアー検索人気ランキングで、1位は引き続きソウルとなった。2位以下は、グアム、ホノルル、台北、バンコクと続き、6位以下はバリ島、シンガポール、香港、サイパン、パリとなった。

　一方、前年比で順位が大幅に上がった地域はギリシャのサントリーニ島で、120位から34位にランクアップした。オープンドアによると、ギリシャの財政危機やストライキなどのニュースが一段落したことに加え、日本の大手乳製品メーカーが販売しているギリシャ伝統製法の人気ヨーグルトが人気を博しており、そのパッケージにサントリーニ島の景観が使用されていることが一因と見る。食の面からのギリシャ旅行へのアプローチとなり、観光地としてのギリシャの印象回復の後押しになったとの考えだ。

　このほか、クアラルンプールが32位から22位、オーランドが47位から32位、ヘルシンキが60位から39位、アナハイムが74位から53位、イエローナイフが69位から58位になるなど順位を上げた。